子どもも歯周病になる!?

Pediatric dentistry

保護者として子どもの笑顔は何にも代えがたい宝物です。その白く健康な歯を守るために、歯周病予防は早い時期から始めることが大切です。子どもの歯周病を防ぐために保護者の方ができる簡単で効果的な方法で一緒に楽しみながら、お子さまの歯の健康を守っていきましょう。

子どもの歯周病の初期サイン

子どもの歯周病を見分けるのは難しいかもしれませんが、いくつかの兆候に注意を払うことで早期発見することができます。

例えば、

・歯ぐきからの出血

・歯ぐきが腫れる

・慢性的な口臭

・歯ぐきが下がる など

これらのサインが見られたら、歯科医に相談することをおすすめします。

歯周病のイラスト

子どもの歯周病の種類

子どもにおける歯周病は、思っている以上に一般的です。虫歯だけでなく、歯周病は歯を失う原因の一つとされています。子どもの歯ぐきが赤く腫れていたり、ブラッシング時に出血するなどの初期サインを見逃さないようにしましょう。

ここでは、子どもの歯周病の種類について詳しくお話します。

◆子どもの歯肉炎


歯肉炎 は歯ぐきの炎症です。子どもにおいてもプラークの蓄積が原因で起こります。歯ぐきが赤くなったり腫れたり、ブラッシング時に出血することがあります。歯肉炎は大人だけでなく、子どもにとっても一般的な問題です。

◆不潔性歯肉炎


不潔性歯肉炎 は、十分なお口のケアが行われないことによって生じる歯肉炎の一種です。プラークや食べかすが長時間歯や歯ぐきに付着することで、歯ぐきの炎症を引き起こします。この状態は、しっかりと歯磨きなどのお口のケアが行われることで改善されます。

◆萌出性歯肉炎


萌出性歯肉炎 は、新しく生えてくる永久歯の周囲の歯ぐきに出る炎症です。永久歯が生える過程で、歯ぐきが敏感になりやすく、炎症を起こしやすい状態になります。これは、歯が完全に生えた後に自然と改善されることが多いです。

◆思春期性歯肉炎


思春期性歯肉炎 は、ホルモンの変化が影響して生じる歯肉炎です。思春期にはホルモンバランスが変動し、それが歯ぐきの炎症を引き起こすことがあります。適切なお口のケアをすることによって、症状を軽減できます。

◆若年性歯周炎(侵襲性歯周炎)


若年性歯周炎(侵襲性歯周炎) は、比較的若い年齢で急速に進行する歯周病です。早い段階で重い歯周組織の破壊が見られ、細菌によって引き起こされると言われています。この状態の場合は早めに歯医者での専門的なケアが必要になります。

定期的な歯科検診の重要性

半年に一度の歯科検診は、お子さまの歯周病予防において非常に重要です。歯医者では見過ごしがちな初期の問題を発見することができ、必要な治療を早く始めることが可能になります。また、専門的なクリーニングは、家庭でのケアでは取り除けないプラークや歯石を取り除くのに役立ちます。

子どもの歯周病予防は、健康な成長を支えるために欠かせない取り組みです。専門的なケアを通じて、お子さまの歯の健康をサポートし、将来的な歯の問題を防ぐお手伝いができれば幸いです。親子で協力しながら、楽しく歯のケアを続けていきましょう。

お子さまの歯のお悩みに関しては、横堤にある歯医者【ふるや歯科クリニック】にお気軽にご相談下さい。

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