横堤の小児歯科なら【ふるや歯科クリニック】｜子どものマウスピース矯正とは？
子どものマウスピース矯正とは？
Pediatric dentistry
子供の歯並びのは、成長するにつれて固定されてしまうため、早めの矯正で将来の歯並びをきれいに整えることができます。子どもの矯正の中でも、「子供用マウスピース矯正」は取り外し可能な特徴から、多くの方から注目されています。
子どもの矯正と大人の矯正の違い
◇小児矯正
◆時期
小児矯正は子どもの時に行います。通常、永久歯が生え始める7歳頃から始められることが多いです。
◆目的
歯並びや噛み合わせの問題を早期に発見し、治療を行うことで、正しい歯の成長を促します。また、顎の成長にも影響を与えることができるため、将来的な矯正治療の負担を軽減することが期待できます。
◆方法
顎の成長を利用して、装置を使ってスペースを作ったり、歯を動かしたりします。子どもの顎骨は柔らかく、成長しているため、比較的矯正がしやすいです。
◆期間
矯正期間は比較的短く、成長に合わせて治療を進めます。
◇成人矯正
◆時期
成人矯正は、基本的にはどの年齢でも始めることができますが、多くは成人後に行います。
◆目的
成人矯正は歯並びや噛み合わせの問題を改善しますが、顎の成長が止まっているため、小児矯正に比べて動かせる範囲や方法が限られます。
◆方法
金属やセラミックのブラケットを使った矯正や、目立たない透明なマウスピース型矯正などがあります。顎骨が固いため、力を加えてゆっくりと歯を動かしていきます。
◆期間
成人の場合は歯や顎骨が固いため、矯正期間は長くなることが多いです。
子供用マウスピース矯正のメリットデメリット
各方法には、子供たちの生活や習慣に合わせた利点や注意点があります。
―メリット―
◆見た目が目立たない
透明なので、学校や外出時も気にせず使用できます。
◆取り外し可能でブラッシングや食事がしやすい
歯磨きの際や食事時は外すことができるので、清潔に保ちやすく、食事の制限も少ないです。
◆通院回数の削減
ワイヤー矯正に比べて、調整のための通院が少なくなります。
―デメリット―
◆継続的な着用が必要
1日20時間程度での着用が推奨されます。
◆歯の移動の限界
重度の歯並びの問題には、この方法だけでは対応しきれないことがあります。
◆適用できるケースが限られる場合がある
すべての子供に適しているわけではなく、初めてのカウンセリングで詳しく相談することが大切です。
マウスピースマウスピース矯正の適用例
前歯のすき間や歯並びの乱れ
軽度から中等度の歯のズレやすき間の調整に最適です。
オーバーバイトやアンダーバイト
軽度のオーバーバイトやアンダーバイトの調整も可能ですが、重度の場合は他の矯正方法と併用することがあるかもしれません。
当院での子供用マウスピース矯正の流れ
❶ 歯科医師によるカウンセリング
まずはお子さんの歯の状態をしっかり確認し、最適な矯正方法を提案します。
❷ 個別の矯正計画の作成
お子さん一人ひとりの歯の状態や成長予測に基づいた、個別の治療計画を立てます。
❸ フォローアップ
進行状況を確認し、最良の結果を得るためのアドバイスやサポートを行います。
よくある質問
◆マウスピース矯正の料金は？
価格は、治療の内容や期間、使用するマウスピースの種類により異なります。具体的な料金は相談時に明確になりますので、お気軽にご相談ください。
◆痛みはある？
ワイヤーの矯正に比べて痛みは少ないとされていますが、新しいマウスピースに交換した直後は違和感や軽い痛みを感じることがあります。
◆矯正の期間はどれくらい？
一般的には、1年から2年を見ていますが、個人差があります。
◆保険は適用される？
マウスピース矯正は一般的に保険適用外となります。