お子さまの乳歯がグラグラし始めると、成長を感じる反面、「いつ抜けるの?」「このまま放っておいて大丈夫?」と不安になる保護者の方も多いのではないでしょうか?
乳歯がグラグラするのは生え変わりのサインですが、なかなか抜けないこともあります。このコラムでは、乳歯がなかなか抜けない原因とその対処法について、わかりやすく解説します。
乳歯がグラグラするのはなぜ?

乳歯がグラグラする理由は、「永久歯が準備を整えたよ!」という合図です。 乳歯の下では、出番を待つ永久歯が少しずつ成長しています。その永久歯に押し上げられることで、乳歯の根っこが少しずつ溶けて短くなり、支えがなくなって揺れ始めます。生え変わりのスタートは6歳ごろが一般的ですが、13歳ごろまでゆっくり続く長いイベントです。タイミングには個人差があり、一本ずつ順番に生え変わっていくため、周りの子と比べて心配しすぎる必要はありません。
乳歯の生え変わりの目安時期
乳歯が抜ける目安時期は、おおよそ6歳から13歳の間です。この時期は、乳歯から永久歯に生え変わる大切な成長期です。一般的には「下の前歯」から抜け始め、徐々に「奥の歯」へと進んでいくことが多いです。生え変わりの目安は以下の通りです。
- 6~7歳ごろ:上下の前歯、奥歯(第一大臼歯)
- 8〜9歳ごろ:左右の前歯(側切歯)
- 9〜11歳ごろ:犬歯
- 10~12歳ごろ:一番奥から二番目の歯(第一小臼歯)
- 12~13歳ごろ:一番奥の歯(第二大臼歯)
乳歯がなかなか抜けない原因
乳歯がグラグラしているのに、なかなか抜けない場合には、いくつかの原因があります。主な原因としては、以下のようなものがあります。
永久歯の成長が遅れている
永久歯の成長が遅れていると、乳歯がなかなか抜けないことがあります。特に、永久歯がまだ完全に出てきていない場合、乳歯がグラグラしていても抜けないことがあります。
永久歯が正しい位置に生えていない
永久歯が正しい位置に生えないと、乳歯が抜けにくくなることがあります。例えば、永久歯が横向きに生えてきて、乳歯の根に圧力がかかり、乳歯が完全に抜けずに残ってしまう場合があります。
生まれつき永久歯がない(先天性欠如)
まれに、永久歯が生まれつきない場合があります。これを「先天性欠如」と言い、乳歯が抜けるタイミングで、永久歯がないために乳歯が残ることがあります。
埋伏歯がある
埋伏歯(まいふくし)とは、永久歯が顎の中でうまく生えてこない状態を指します。この場合、乳歯が抜けにくくなることがあります。埋伏歯はレントゲンなどで確認できます。
癒合歯になっている
癒合歯(ゆごうし)とは、2つ以上の歯がくっついて生えている状態です。癒合歯があると、乳歯が抜ける際に、通常のように自然に抜けることが難しくなる場合があります。
グラグラしている乳歯は自分で抜いていい?

乳歯がグラグラしてきたとき、自分で抜いてもいいかどうかは悩むところです。以下のようなケースを参考にして、判断に迷ったときは無理に抜こうとせずに自然に抜けることを待ちましょう。
自分で抜いていいケース
- 舌や手で簡単に動かせる、ほとんど歯ぐきから取れているとき
- 痛みが少なく、歯ぐきに腫れや炎症がないとき
自分で抜いてはいけないケース
- 強い痛みがある、歯ぐきが腫れているとき
- 歯が動かないとき
- 出血がひどくなるとき
正しい乳歯の抜き方
乳歯を抜く際は、無理にねじったり引っ張ったりせずに自然に抜けるように促してあげることが大切です。
舌や指で歯を揺らしてみる
まずは、舌や清潔な指で軽く歯を揺らしてみましょう。歯がグラグラと動けば、そのまま自然に抜けるようになります。
出血したときは清潔なガーゼで止血する
歯が抜けた後に出血がある場合は、清潔なガーゼを丸めて抜けた場所に当ててから、しっかり噛んで止血します。出血がひどくならないように安静にしましょう。
こんなときは歯医者にご相談ください
乳歯がグラグラしていても、以下のような症状がある場合は無理に様子を見ずにお近くの歯医者にご相談ください。
- 痛みや腫れがひどいとき
- 2週間以上グラグラして抜けないとき
- 出血が止まらないとき
- 永久歯が変なところから生えてきたとき
- 歯ぐきに膿がたまっているとき
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